ナンテンの葉／南天葉(植物)効能と効果－摂取方法

 

 

 

 

ナンテンとは、通年を通じて鑑賞することができる植物です。

6月頃には花が咲き、秋には色付きを見せ、冬には実をつけます。

 

また、耐寒性に優れているので冬でも枯れることはありません。

 

さらに、日陰を好む植物なので、かつてから庭先などで育てられてきたポピュラーな植物でもあります。ゆえに、民家の庭先や鉢植えなどで目にすることが多いです。

 

そんなナンテンの葉(南天葉)には、様々な効用や私達にとって有益な効果があります。

古くから鑑賞用としてだけではなく、薬膳としても用いられてきました。

 

 

ナンテンの葉は、ナンテン竹葉と呼ばれ、アセトン、シアネイト、タンニンといった成分が含まれています。

これらの成分には、殺菌効果や防腐作用があります。

したがって、乾燥させたものをお茶の葉として飲むことが一般的です。

 

このようなお茶には、咳止めやものもらい、血尿などに効果があると言われています。

 

加えて、ナンテンの葉を生のまますり潰して汁にします。

それを飲めば、食中毒の時に殺菌作用が得られるとされています。

 

また、生のまま噛むだけで、船酔いをしないとも言われており、船乗りの人に愛用されてきました。

 

さらに、怪我をした時や蜂に刺された時には、生の葉をよく揉んで、汁を傷口につけると痛みが治まるとされています。

 

最も一般的なのが、赤飯の上に置くことです。

これは、毒消しを意味しており、今もなお用いられています。

 

このように、ナンテンの葉には様々な効能があります。

 

 

 

この成分が配合されている酵素ドリンク