エビス草(植物)効能と効果-摂取方法
エビス草とは、漢方などとして用いられている熱帯地方に広く分布しているマメ科ジャケツイバラ亜科の小低木あるいは草木です。
アメリカ原産のカッシア・トーアと、熱帯アジア原産のエビスグサとがあり、両方とも熱帯アジアから東南アジア、日本などで栽培されている1年草の植物です。
日本薬局方にも収録されているエビス草の種子の生薬名は決明子(ケツメイシ)と呼ばれておりますが、日本では中国などのように漢方などとしてはあまり用いられておらず、民間用の薬や健康食品などとして使用されていると言われております。
エビス草の種子であるケツメイシは、カワラケツメイ属のマメ科の植物で10月頃に果実が熟して茶褐色になり、葉の色が黄色くなる頃に全草を抜いてしまい、天日干しで乾燥をさせたもののことを言います。
エビス草は、夏には草丈が1メートルにもなるとされております。
中国などでは、漢方として使用されており、中国の医学古書である神農本草経に収載されており、別名として「草決明」、「馬蹄決明」ながあるとされております。
便秘や肩こりなど軽減する効能や、眼精疲労を和らげてくれたりする効果があると言われております。
また、ハブソウの種子から出来ているハブ茶の代用としてケツメイシ、エビスグサが使用され流通していることが多いようです。
このことからエビス草の和名として「ハブソウ」と言われることがあるのです。
このハブ茶には肌荒れを改善してくれたり、高血圧の改善、更年期障害などの症状を和らげてくれる効果があります。
便秘に効果的だと言われておりますが、これは有効成分である、アントラキノン誘導体クリソファノール、オブツシフォリン、エモジンなどが下剤としての効能があるからだと言われております。
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