紅参／コウジン(植物)効能と効果－摂取方法

 

 

 

 

高麗人参はウコギ科の多年生植物で、古来より万能健康食品として珍重されてきました。

 

現在でもそのまま食用としたり、成分を配合したサプリメントや健康ドリンク、お茶など各種の商品として製造・販されたりしています。

 

高麗人参には、大きく分けて3つの種類があります。

といっても植物としての種類ではなく、加工方法による違いです。

 

1つめは水参といい、土から掘り出したそのままの状態のものをいいます。

韓国料理のサムゲタンなどの食材として用いられるほか、加工食品の原料となります。

 

2つめは白参で、生の人参をそのまま天日干ししたものです。

お茶や生薬の原料に使われます。

 

そして3つめが紅参です。

これは生の人参を蒸した後に乾燥させたものです。

サプリメントなどに利用されるものはこの紅参である場合が多いです。

 

というのも、紅参は高麗人参の代表的な有効成分であるサポニンが非常に多く含まれているからです。

サポニンには多くの種類があり、それぞれが優れた効能を有しています。

 

たとえば血糖値を抑えたり、脂肪の分解を促進したり、肝機能を活性化させたりといった具合です。

紅参は加工の過程でこのサポニンの種類が生のままよりも増加することが分かっています。

 

そのため、この紅参を摂取することで疲労回復・肥満防止・生活習慣病の予防などさまざまな効果を期待することができるのです。

 

 

 

 

この成分が配合されている酵素ドリンク