メグスリの木(植物)効能と効果-摂取方法
メグスリの木はカエデ科の落葉樹です。
主に、本州全域(青森、秋田県を除く)、四国、九州(宮崎、鹿児島、沖縄を除く)に分布しています。
世界で日本にだけ自生している唯一の木です。
標高700メートルほどの山中に多く見られます。
メグスリの木は別名「千里眼の木」「長者の木」「ミツバハナ」と呼ばれており、江戸時代から樹皮や葉の煎じ汁で目を洗うと眼病に効くと言われて、民間療法として利用されていました。
メグスリの木の樹皮や葉などに薬効成分が含まれており、結膜炎やかすみ目や老眼、禁止などの目の健康に効果あるとされています。
その効果は、目薬の木に含まれる、ロドデンドロール・タンニンの抗菌作用で、ただれ目、はやり目、ものもらい、アレルギー性結膜炎に効果があります。
また、目以外にも、肝機能が向上します。
これはロドデンドロールが作用して肝機能が高まり、解毒作用が活発になります。
昔から目と肝臓は密接な関係があり、肝臓の働きがよくなると目もよくなると言われています。
お酒をよく飲む機会が多い方にも、口直しのお茶として利用するのが効果的です。
さらに、動脈硬化の予防効果もあると言われています。
その有効成分が葉っぱに多く含まれています。
血管壁の硬化を防ぐことで動脈硬化を予防します。
有効物質のトリテルペンやフラボノイドの利尿効果で、腎臓機能改善効果も見込まれます。
効能として、眼精疲労の改善や老人性白内障予防、かすみ目の改善、目の痛みの緩和、高血圧改善、抗菌作用、解毒作用が上げられます。
ビタミンCやカテキンも含まれています。
メグスリの木は漢方薬などの医薬品ではなく、お茶として親しまれています。
ですから、飲んでも副作用等もありませんので、安心して飲むことができます。
メグスリノキ茶として販売されています。
メグスリの木の煎じ方は、乾燥させて砕いた小枝や樹、葉を水で煎じます。
水と材料を鍋に入れて、強火で煎じます。
沸騰したら火を弱火にして、5~6分煮詰めば出来上がりです。
また、メグスリの木を煎じた液で洗眼することもできます。
味はクセがなく飲みやすく、香りも香ばしいです。
お茶以外にも、メグスリの木の飴や健康食品などもあります。
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